日本文化

お茶の産地ランキング!特徴は

日本文化

毎日のように飲む日本茶。
「宇治茶」「狭山茶」など産地が

ブランドとして名前がついたものが多いですね。
実際に、日本一のお茶の産地はどこか、ご存知ですか?
世界の中で、日本は何番目のお茶の産地なのでしょうか?
気になったので、調べてみました。

静岡と鹿児島がツートップ!

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北は秋田県から南は沖縄県まで、
広範囲で生産されているお茶。
農林水産省の統計データによると、
2013年の日本茶の生産量は、全国で84,800トン。

日本一の生産県は、静岡県で32,200トン。

2位は鹿児島県で25,600トンでした。

この2つの県で全国の生産量の3分の2以上を
占めています。

松尾芭蕉が
「駿河路や花たちばなも茶のにほい」
と句を残したように、
静岡県は、江戸時代からのお茶の産地でした。

明治維新以降、牧之原台地を開墾して
茶畑にしたことにより、
日本一のお茶生産地となりました。

一方、鹿児島県では、本格的に茶の栽培が始まったのは
第二次大戦後以降です。

鹿児島県は、比較的平坦な茶園が多いため、
栽培や収穫の機械化が進み、
収穫量が飛躍的に増加しました。

 

三重・宮崎が3位と4位

少し意外な感じがありますが、
お茶の生産量の3位は三重県で7,130トン。

2位の鹿児島県とは差が大きく、
鹿児島県の3分の1以下の生産量ですね。
4位には、宮崎県の4,100トンが続きます。

三重県は、南北朝時代から銘茶産地として知られるほどの
古い歴史を誇っています。

宮崎県は、江戸時代後期に、茶の生産を振興するため、
宇治の製茶技法を取り入れました。
この産業振興策がきっかけとなり、生産が拡大していきました。

日本のお茶の歴史が始まった京都は?

京都府は、4,100トンの生産量で第5位です。

明恵上人が栂尾で茶の木を植えて、
お茶の栽培を振興したのが宇治茶の始まり。

室町時代に入ると、将軍が茶の栽培を奨励し、
「宇治といえばお茶」
といった一大ブランドになりました。

宇治では生産量よりも品質を誇るといわれ、
上質のお茶の産地として知られています。
今でも、抹茶といえば、宇治茶が主流ですね。

 

ブランド茶の生産量は?

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お米の「こしひかり」「あきたこまち」というように、
一部の日本茶もブランド化していますが、
生産量は多いのでしょうか?

最近店頭で見かける「八女茶」の産地、
福岡県は生産量6位、
「嬉野茶」の佐賀県は8位と、
やはり生産量も確保されています。

一方、昔から「味は狭山」と言われた狭山茶の産地
埼玉県は11位。

東京生まれ東京育ちの私には、
お茶といえば「狭山」のイメージが強いのですが
意外と生産量は多くはありませんでした。

お茶の産地としては、寒冷な地であることが
影響しているようです。

 

世界のお茶の産地といえば中国

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さて、世界に目を向けると、
どの国が一番お茶を生産しているのでしょうか?

1位は中国で、2013年は192万トンでした。
日本の生産量の20倍以上!
2位はインドで、120万トンです。

中国では紅茶と烏龍茶が生産されていますが、
紅茶はほとんどが輸出用です。

インドの紅茶、ダージリン、アッサムなどの名前は
日本でもおなじみですね。
インドでは、紅茶は国内での消費量が多く、
輸出されるのは、一部の高級品に限られているのです。

 

茶葉輸入国 イギリス

お茶の生産世界3位はケニア。

20世紀に入ってから、イギリスの資本によって
紅茶の生産が始まりました。
今も、毎年、生産量を拡大し、成長しています。

そして4位は、セイロンティーで有名なスリランカ。

3位からは、インド・ケニア・セイロンと
イギリスの資本で紅茶の生産を拡大してきた国々が並びました。

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そのイギリスは寒冷地のため茶は栽培されていません。
もっぱら、輸入に頼っているのです。

ちなみに、日本は10位。
「和食」ともに日本の緑茶も世界で好まれるようになれば、
これから生産も拡大するかもしれませんね!

 

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