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茶道の流派の読み方は?

 2015/12/21 茶道 歴史
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茶道には様々な流派があるのはご存知ですよね?
千利休が大成した茶の湯の教えは、利休の子孫に、
あるいは、弟子に伝えられ、
そこから更に広がっていきます。

流派は文字通り、その教えの流れのこと。
茶道では、千利休の子孫の流派、
武家大名が生み出した流派、
そして、千家の弟子が打ち立てた流派に分類できます。
各流派の読み方とあわせてご紹介しましょう。

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千利休の子孫の流派

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表千家 おもてせんけ

千利休の孫である宗旦の3男江岑宗佐の子孫の系統
宗旦の隠居に伴い江岑宗佐が、
利休に縁の茶室不審菴を継承しました。

代々家元は宗左を名乗り、利休を1代目として数えます。
現在の家元は14代而妙斎宗匠です。

 

裏千家 うらせんけ

宗旦の4男仙叟宗室からはじまる流派。
宗旦から茶室今日庵を受け継ぎました。
裏千家というのは、表千家に対して、
今日庵が裏にあるために呼ばれるようになったもの。

現在の家元は16代而妙斎宗匠です。

武者小路千家 むしゃのこうじせんけ

宗旦の次男の千宗守から始まる流派です。

宗守は、養子先から戻り、
表、裏千家とは別に一家を起こしました。

宗家は武者小路通りにあるので、
武者小路千家と呼ばれるようになりました。
現在の家元は、14代不徹斎宗匠です。

 

武家大名が開祖の流派

石州流 せきしゅうりゅう

江戸時代前期の大名片桐石州を祖とする流派です。
現在には、さらに、いくつかの流派に広がって伝わっています。

遠州流 えんしゅうりゅう

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江戸時代前期の大名小堀遠州を祖とする流派です。
小堀遠州は、徳川将軍家の茶道指南役。
茶道を和歌などの平安時代の文化と結びつけ、
「綺麗さび」と呼ばれる優雅な世界を築きました。

庭作りにも才能を発揮し、
南禅寺金地院は遠州作庭の庭園として有名です。

茶道具においては「中興名物」を選定し、
後世に大きな影響を残しました。

 

上田宗箇流 うえだそうこりゅう

広島の浅野家の家老であった上田宗箇を祖とする流派です。

宗箇は、文武に優れ、徳島城などの作庭を行いました。
また、素晴らしい手作りの茶器も残しています。

家元は現在も広島市にいらっしゃいます。

 

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千家の弟子が独立した流派

宗偏流 そうへんりゅう

千宗旦の高弟、山田宗偏を祖とする流派です。
宗は、利休の「侘び茶」を宗旦から直に継承しました。
現在家元は、鎌倉にあります。

 

不白流 ふはくりゅう

不白流は、江戸中期の茶人、川上不白を祖とする流派で、
表千家の系統です。

不白は表千家の7世如心斎のに入門。
如心斎、その弟裏千家一灯宗室とともに、
七事式を制定したことは有名な話しですね。

不白は、後に、千家の茶道を広めるために江戸へ赴き、
武家階級や町人階級に広めました。

 

江戸千家 えどせんけ

こちらも、川上不白に始まる茶道の流派。
家元は東京の台東区池之端にあります。

文京区弥生に家元がある江戸千家宗家蓮華庵は、その分派です。

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速水流 はやみりゅう

速水宗達に始まる茶道の流派。
宗達は、代々御典医の家に生まれます。
十五歳の頃に裏千家の八代一燈宗室に入門し奥義を極めました。

一条家や聖護院宮など、貴族の茶道指南を務め、
温厚で優雅な公家風の速水流茶道を確立しました。

 

藪内流 やぶのうちりゅう

藪内剣仲を祖とする流派。
剣仲は武野紹鷗の最晩年の弟子で、
「紹」の一字を受け継ぎ、縁の道具も伝えられました。

剣仲は利休及び織部との親交が深く、
利休から茶室「雲脚」を、
織部から茶室「燕庵」と露地・表門等もらっています。

大日本茶道学会 だいにほんさどうがっっかい

1898年、裏千家13代の圓能斎の門人であった
田中仙樵の提唱で、創立された流派です。

大日本茶道学会は、家元制度ではなく、
会員組織という形態をとっています。

今回ご紹介した以外にも、まだまだ茶道の流派はあります。
お点前は、それぞれ、少しずつ異なるようですので、
他の流派のお茶会に参加して、自分のお稽古している流派と
比べるのも楽しいですよ。

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