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抹茶の茶碗!選び方は何で決まる?

 2016/02/01 茶道 道具
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抹茶茶碗は、本当に種類が豊富!
産地、色、形、絵柄の違いが様々で、
いざ、自分で使う茶碗を選ぶとなると迷いますね。

お稽古場でも、数ある茶碗の中から
自分の好みを選んで持ち出そうとしたら、
先生に
「それは、このお点前では使わないのよ」
などと
教えていただいたことありませんか?

茶碗の選び方にも、ちょっとしたルールがあるのです。

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お茶碗にも格がある

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「一楽、二萩、三唐津」
という言葉はご存知ですか?

これは、茶人が好む茶碗の産地のランクのこと。
一般的に、これに井戸茶碗を加えたものが
格が上と言われます。
また、無地のものが好まれ、
絵付きのものは1ランク下ということに。

ただ、こちらは、あくまで基本的な考え方。

古いものは珍重されますし、
有名な陶芸家や茶人の作品や、家元の書付があるものは、
格が高いとみなされることもあります。
使うお茶碗を選ぶときは、まず、「格」を考慮しましょう。

 

濃茶は格の高い茶碗で


濃茶では格の高い茶碗ということで、

楽、萩、唐津、井戸辺りを選ぶとよいでしょう。

特に千家では、楽茶碗が好まれます。
中でも、表千家では、ほとんど、濃茶では楽茶碗が使われます。
(私は表千家でお稽古しているので、
他の流派の様子はよくわからないのですが。)

薄茶は、濃茶のように茶碗の格は問われませんので、
好きなものを使ってよいでしょう。

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季節によって使う茶碗もある

季節感を大切にするのが茶道。
夏は涼しげに、冬は暖かくみせることも大切です。

夏は、涼しげに見える口の大きく開いた「平茶碗」を使います。
また、真夏のカジュアルなお席では、
素材も半透明のガラス素材など、
ちょっと遊び心のあるものもよいですね。

真冬はお茶が冷めないように、
口の狭くて深い「筒茶碗」を使います。

保温性の高い楽の筒茶碗だと、
真冬の寒い茶室でもお茶が冷めずにいただけますね。

また、茶碗にえがかれた絵柄も大切です。
桜や紅葉など、植物が描かれたものは、
使う季節を選びますね。
季節外れは避けなければなりません。

花が描かれている場合、基本的には、季節を先取りして、
盛りのじきより少し早めにつかいます。
「本物の盛りの花の美しさには敵わないから遠慮する」
という心だそうです。

抹茶茶碗の種類がは、
抹茶茶碗!どんな種類がある?
を参考にしてみてください!

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慣れない間は点てやすいお茶碗で

お稽古を重ねている方ならわかると思いますが、
お茶を点てやすいお茶碗、点てにくいお茶碗がありますね。

まずは、大きさ。
大きいものは、片手で持ち切れず、
建水に水をこぼす時、
思わず両手で持ちたくなることがあります。

また、口が小さいものは茶筅の動く範囲が狭くなり、
十分攪拌できないことも。
特に茶だまりと呼ばれる、内底が広くとられていないと、
撹拌が難しいですね。

また、素材も大切。
伊羅保茶碗のような、ザラザラした表面のものは、
茶筅の先が引っかかることがあります。
逆に、磁器のものは、表面がツルツルで
茶筅が滑り、お抹茶とお湯がうまく混ざらないで苦労します。

京焼など、硬く薄い素地の茶碗は、
熱伝導がよく、外側まで熱くなり、
思わず取り落としそうになるという経験ありませんか?

茶碗の特徴は覚えておいて、いざという時は
自分の使いやすいお茶碗を使う方がよいかもしれませんね。

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他の道具との取り合わせやバランスも考える

これは、茶碗に限ったことではありませんが、
茶道では他のお道具とのバランスは大切です。

できるだけ、格を揃えた方がよいでしょう。
1点だけ主役の道具を豪華にすることもありますが、
その場合も周囲のものと極端にアンバランスに
ならないように気をつけましょう。

豪華なネクタイなのに、スーツはペラペラ、
シャツもシワシワではバランスが悪いのと同じです。

色合いのバランスも大切。

洋服のコーディネートと同じで難しいところです。

茶碗は、唯一、お客様が手にとって口をつける道具。
他のお道具も考えながら、慎重に選びましょう!

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