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千利休の名言!茶道に学ぶ言葉とは?

 2016/02/02 茶道 歴史
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世の中に影響を与えた人物には必ず
名言・逸話が残されています。

では我らが茶道の大成者千利休が
茶道の心や教えを述べた名言は、どんなものでしょう?

茶道を学ぶ人に対してだけではなく
一般社会的にも広く知られている
千利休の茶道の精神を紹介していきましょう。

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千利休の茶道の言葉


利休自身が書き残した文書というのは
ほとんどないと言われています

ただ茶道を学ぶ者が連綿とその教えと
精神を受け継ぎ、利休の言葉として表わしています。

  • その道に入らんと思ふ心こそ
    我身ながらの師匠なりけれ

自分自身が学ぼうという強い気持ちを持ち、
自ら学ぶ姿勢を崩さずにいるという
学びの心構えです。

茶道にかぎらず、人間関係、子育て
社会的営みのすべてに通ずる言葉ですね。

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  • 茶の湯とはただ湯をわかし茶を点(た)てて
    のむばかりなることと知るべし

茶の湯(利休の時代は茶道ではなくこう呼ばれていました)
は難しく考えずにただお湯を沸かし、
お客様に差し上げ、自らもいただく、
というシンプルな行為であることを言っています。

そこに込められている含蓄はみなさんにも伝わるかと思います。
シンプルな行為ほど実は厳しく難しいもの
利害関係や欲といったものが何をするにもついてまわるからです。

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利休百首から学ぶ茶道の精神


利休百首、別名『利休道歌』は元禄時代に
編纂されたとされているもので、茶道論をまとめ、
利休の名を配した五・七・五の歌にしているものです

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先に紹介した二つもこれに入ります。
歌ですからとても簡潔で初心者にとってもわかりやすいのです

  • 稽古とは一より習ひ十を知り
    十よりかへるもとのその一

稽古とは一から順に十まで進んでいき、
再び最初の一に戻ってまた二、三・・と進めていく。

その繰り返しで最初に学んだことに新たな
発見をしたり、確実なものとするという教えです。

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  • 恥をすて人にもの問い習うべしこれぞ上手の基なりける

知ったかぶりをしていることこそ恥ずべきことであり、
師匠にものを尋ね聞いて習うことの大切さを教えています。

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利休の求めた侘びの逸話


侘び茶と言えば利休、という一般的感覚は
間違いではありませんが、

利休が「侘び」を言い始めたというわけではなくて、
侘びの精神を大成させたのが利休だと
言い換えた方がいいと思います。

武野紹鴎や村田珠光らが、当時の国際色豊かになって
華やいでいた大阪を中心とした町文化にあえて
「枯れる」精神を取り入れたことが
一種の侘びブームの発端となったのです。

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利休はその侘びの精神を
茶の湯で大胆に取り入れて
人生を賭けて侘び茶を完成させます。

有名な逸話としては、

中国から渡った唐物という大名物を排し、
日本独自の焼き物として
楽焼の完成に心血を注いだことです。

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黒塗りの極めてシンプルな楽茶碗の登場
唐物全盛の安土桃山時代で大変センセーショナルな出来事でした。

また、利休に茶道具を送るように
一両の金を添えて頼んだ人物に、
茶巾用の白布を一両分買って
侘び茶には清潔な茶巾さえあればよい、と教えたという逸話もあります。

この他にもこちらで紹介されていますのでご覧になってください。

千利休の名言やエピソード(逸話・裏話)をまとめてみた

 

利休から学ぶ

実は後の茶道家により、茶道の心は書に表わすものではなく
体現して学びとるものである、というように反語的に
残されているものもあります。

実際、簡潔に書かれた心得を読むほうが楽なのは事実。
しかしそればかりでは茶道の一般的普及
望むべくもありません。

実際に利休自身が書きとどめたものはなくても、
後世の人々がそ現代の私たちにもわかりやすく
学べるように残しているものが今回紹介したものです。

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茶道といえば細かい作法だと
思っている人もいるかもしれません。
もちろんそれも茶道の重要な部分です。

ただ、どの道であれ、そこにある心を
紐解いて自ら学んで行くことを学ぶ
これこそが基本姿勢でしょう。

だからこそ利休百首・利休道歌には
茶道を学ぶことについて多く記されているのです。

利休の有名な逸話も相手に学ぶことを
強く求めているものが多いですよね。

茶道をやっている人もこれからやろうとしている人も、
今そこで何を学びますか?

その道に入らんと思ふ心こそ
我身ながらの師匠なりけれ

これをお忘れなきよう・・

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