1. TOP
  2. 千利休の特徴とは?歴史・経歴まとめ!

千利休の特徴とは?歴史・経歴まとめ!

 2015/10/20 茶道 歴史
  810 Views

「茶聖」と呼ばれる千利休。
最近は映画「利休に尋ねよ」では市川海老蔵が
大河ドラマ「軍師官兵衛」では、伊武雅刀が
演じて話題を呼びましたね。

小説や映画、ドラマで様々な人物像に描かれる千利休。
実際はどのような生涯をおくった人物なのでしょうか?

Sponsored Links

生まれから青年期

無題

利休は、1522年に堺の商家、屋号「魚屋(ととや)」に
生まれました。
幼名は田中与四郎、のち、宗易と称しました。
家業は納屋衆、今でいう倉庫業で、
当時堺で盛んだった貿易業も営んでいたのです。

若い頃より茶の湯に興味を持ち、北向道陳
ついで武野紹鴎の弟子となりました。
そして、織田信長が堺を直轄地としたときに、
茶頭として雇われますが、茶頭のなかでも
津田宗久、今井宗及につぐポジションだったようです。

 

秀吉の茶頭として活躍

本能寺の変で、織田信長が亡くなると、
利休は豊臣秀吉に仕えます。
秀吉の下では、茶頭として、重要のポジションを
占めるようになっていきました。

1585年、秀吉の正親町天皇への献茶の後見をする際、
町人の身分では宮中に参内できないため、
在家の仏教者を意味する居士の号「利休」
天皇より賜りました。
この時、宮中に持ち込んだ黄金の茶室の設計を行っています。

1587年には、秀吉が主催し、総勢1000名が参加した大茶会
「北野大茶湯」を主管しました。

この頃は、秀吉の重い信任を受けて、
利休と秀吉は良好な関係を築いていた時期でした。

大友宗麟は大坂城を訪れた際に、
豊臣秀長から
「公儀のことは私に、内々のことは宗易に」
と耳打ちされた
と書いた書状が残っており、政治の上でも、
秀吉の秘書のような立場で関わっていたのでした。

Sponsored Links

侘茶の創出

秀吉好みの黄金の茶室を制作する一方、
利休は侘び茶の創出にも力を入れます。

m_E5A699E5969CE5BAB5EFBC88E88CB6E5AEA4E5BE85E5BAB5EFBC892

茶室は極限まで狭く暗くし、客の入口も小さくしました。
現在国宝に指定されている「待庵」は、
利休が考案したものですが、
二畳敷のたいへん狭小なものでした。

また、専門の職人に命じて、新たな道具もつくり出しました。
楽長次郎による楽茶碗は、赤と黒の二色、
手で成形しヘラで形を整えたもので、
当時としては斬新なスタイルでした。
楽茶碗は、利休が考えた侘び茶の象徴といえるでしょう。

また、竹を切って作った花入も利休が生み出しました。

1590年、千利休が秀吉の小田原攻に従った折、
伊豆韮山の竹を取り寄せて作ったものが
竹の花入の始まりと言われています。

利休は唐物道具を中心とする茶から
精神性を重視する「侘び茶」へと、
茶の湯を大きく転換させたのです。

しかし、秀吉の求める茶の湯とは、
異なる方向に進んでいくことになってしまいました。

LL_197

秀吉との対立

1591年、利休は突然秀吉の逆鱗に触れ、
堺に蟄居を命じられます。

理由は、
秀吉も通る大徳寺の山門の階上部分に
利休の木造を安置するという不敬を行ったから
とも、
利休が茶道具の値段を釣り上げ、高値で売りつけたから
とも言われていますが、
明確なことはわかっていません。

淀川を船で堺へ下る千利休を、
細川三斎と古田織部の二人だけがひっそり見送りました。

01

秀吉の重臣でもあった多くの弟子達が
利休の赦免に奔走しましたが助命は適わず、
京都に呼び戻された利休は聚楽屋敷内で切腹を命じられます。
死後、利休の首は一条戻橋でさらし首にされました。

 

利休の最期の言葉

利休が死の前日に作ったとされる遺偈が残されています。

「うぉおー」という叫び、
「バカもの!」と叱りつける言葉で始まり、

大きな怒りと凄味が感じられます。

最期まで、利休は激しく、
自分にも人にも厳しく生きたのでした。

 

利休のお墓

利休のお墓は、出生地の大阪府堺市堺区にある南宗寺
最期の場所に近い、京都市の大徳寺聚光院の2か所にあります。
大徳寺聚光院には、千利休の子孫である三千家の代々の墓があり、
「利休忌」などの法要もこちらで行われます。

Sponsored Links



一日一禅(メールマガジン・週刊)

あなたの疲れた心を軽くする「禅語」をメルマガで紹介するサービスです。
禅の心に触れて身も心もリフレッシュ!

お名前  
メールアドレス
※メールアドレスの入力間違いが多くなっていますので確認下さいね。※

\ SNSでシェアしよう! /

徳望庵の注目記事を受け取ろう

無題

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

徳望庵の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!