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茶道の黒文字とは?使い方は?

 2015/11/18 茶道 道具
  2,041 Views

くろもじ、と聞いて何のことかわかる人!
茶道で黒文字といえば
茶道に欠かせない
和菓子に関わる大事な道具です。

黒文字系でも赤文字系でもアキバ系でもありません!
おいしい和菓子をいただく時に使う、楊枝です
和菓子をフォークで食べませんよね?
黒文字を家に用意しておくと、お客様に出す時に重宝しますよ。

 

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茶道で使う黒文字

お茶席などで和菓子が出される時にそえてある、
和菓子用の楊枝を黒文字(くろもじ)といいます

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その名の由来は、クスノキ科の落葉低木、クロモジです。
樹皮に香りがあって、黒い斑紋が文字に見えることから
黒文字と呼ばれています。

和菓子用の楊枝は、黒文字だけでなく、
竹や塗りのもの、ステンレスのものなど様々ですが、
お茶席ではお菓子と、茶懐石では長めの黒文字で
取り箸として使われます。

 

黒文字の使い方

黒文字は一客に対して一本使うことになっています
使う前に水で清めてから拭き
お菓子がくっついてしまわないようにしてあります。

そうすると色も鮮やかに、
ほのかな木の香りもするのです。

黒文字を右手で持ち、左手を銘々皿や菓子器に添えます
黒文字をお菓子の形を崩さないように、
落とさないように刺して取ります

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お菓子や和菓子はほとんどが一口では食べず、
黒文字で切ってからいただきます

客は使った黒文字は懐紙に包んで持ち帰ります。

取りにくいお菓子の場合には、杉箸が添えられているので、
箸のように使って自分の懐紙に取ります

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黒文字は持参するの?

お茶席では亭主側が人数分の黒文字を用意しておくので、
お客が持ち歩くことはありません
が、まれに一口で食べるのは上品さに欠ける・・
というお菓子なのに、
黒文字がなかった時のために、
自分で用意しておくと安心です。
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ふだんのお稽古や大寄せのお茶会などでは、
ステンレスの菓子楊枝を懐紙と一緒に持っていると良いです

お茶会で出された黒文字は持ち帰った後に、
裏側に日付や茶会の場所、菓子の銘などを書いておきます。

 

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来客に和菓子を出してみましょう

いつもは洋菓子を出すことが多い人も、
季節感あふれる和菓子を出すと喜ばれることまちがいありません。
和菓子をいただく時間が洋菓子を食べる時よりも
ゆっくり感じるのは私だけでしょうか。
おいしいお抹茶を一服点てて、お菓子の後に出せばもう完璧です。

さて、和菓子にはやはり黒文字を添えて出しましょう
黒文字で食べる和菓子といえば、羊羹やきんとんです

干菓子や饅頭は手で取って食べるので、黒文字は必要ありません

一口大に黒文字で切ったら、お菓子に刺して口に運びます
葛餅などは黒文字よりもステンレスの菓子楊枝の方が使いやすいので
お客様が一番扱いやすいものを選ぶように考えるとよいと思います。

高級な黒文字もありますが、20~50本まとめて売っている
手頃な黒文字でも、構いません。

和菓子には黒文字が似合います。先に述べたように、
出す前には水で清め、きちんと拭いて湿らせたものを
使うようにしてくださいね。

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まとめ

黒文字は本来、お茶席のために亭主が一本ずつ削って作るものでした
その心遣いを感じながらお菓子とお茶をいただき
その黒文字を懐紙に包んで持ち帰り、日付や菓子の
銘などを裏にしたためておく・・

日本の奥ゆかしい素敵な文化が菓子楊枝一本に表れていますね。
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黒文字の渋い色合いや斜めに切られた切り口のシンプルな美しさが、
お菓子をさらに引き立てます
黒文字が添えられた和菓子を前にしたら、
今回紹介したことをちょっと思い出して下さいね。

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