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ダサい家紋6選!口コミ・ネットでの声をまとめてみた

日本文化

ダサい家紋6選!口コミ・ネットでの声をまとめてみた

どこかで必ず目にすることがある「家紋」は、日本ならではの風習です。

戦国時代以前から使われているものもあるので、現在では多種多様な家紋がある中、実は周りから「ダサい」と言われてしまっているものがあるのはご存知でしょうか?

そこで今回はダサいと言われる家紋を6つ、以下の内容でご紹介します。

「家紋の歴史」なども含めてご紹介しますので、ぜひご覧になってくださいね。

ダサい家紋と言われているのは?

かっこいいと言われることも多い家紋ですが、ダサいと言われてしまっているものもあります。

シンプルなものもあれば、細かい装飾でいっぱいの家紋もあったりと、どれも見ているだけで楽しくなってしまいますが、本当にシンプル過ぎてダサい…と言われることもあるようです。

そんな家紋ですが、元々はどういったものだったのでしょうか?

細かい装飾などの違いを含めれば、その数は約2万種類を超えるとも言われています。その歴史は平安時代までに遡り、貴族たちが自分好みの印を服や家具などに使用したことから始まったとされます。

しかし、鎌倉時代の初期頃にいた武士達は家紋を使ってはいませんでした。その時代以降に、敵との違いをわかりやすく区別するために家紋を作ったと言われています。武将が使う旗に赤と白だけで区別していたものを、目印となる家紋を付けることでさらにわかりやすくしていたそうです。

それでは、そんな歴史の古い家紋の中から「ダサい」と言われているものをご紹介していきます。

石田三成「大一大万大吉」

僕は軍旗なら 石田三成の[大一・大万・大吉]が好きです!!引用元:Yahoo!Japan知恵袋より

私も旗印でしたら石田三成の「大一大万大吉」という言葉が大好きで、携帯の待ち受けにしています(笑)引用元:Yahoo!Japan知恵袋

有名な武将「石田三成」が使っていた紋、「大一大万大吉(だいいちだいまんだいきち)」です。

この紋は家紋として有名になっていますが、実際は家紋ではなく「旗印」になります。旗に使用しているだけで、石田三成の家紋は厳密にいうと別のものです。「九曜紋」や「下り藤」が本来の家紋なので、間違えて覚えることがないようにしましょう。

この紋は、ダサいという口コミよりはかっこいい・好きという口コミが多く、かなり人気があります。意味がかっこいいこともあり、それで人気なのかもしれません。

「一人が万人のため、万人が一人のために尽くす。そうして天下は太平になる」引用元:滋賀県HP
英語で聞き覚えがある「One for all, all for one.」と同じように、石田三成は誰もが幸せになれる世の中を作るために邁進した、かっこいい武人だったことがわかりますね。

笠紋


引用元:家紋のいろは

うちの家紋は丸に笠で苗字は高橋。伊達藩に仕えていた武家らしい。そしてその伊達藩が逃げた北海道の伊達市に祖父が住んでるので信憑性は高いかと思われます。引用元:5ちゃんねる-お前ら家紋を語ってみませんか

日本で3番目に多い苗字である「高橋姓」の家紋、それが「笠紋(かさもん)」です。

笠紋は頭に直接被る「被り笠」を筆頭にして、花笠や市女笠・唐人笠・陣笠など、多種類の笠紋があります。紋の種類はかなりバリエーションがあり、笠紋だけでも約27種類、笠紋に関連したものでも約8種類ほど。

元々は、神職を生業としている中で広まっており、その由来は「神を天上から迎える際、竹を立てる」ことだといわれています。他にも、剣豪として有名な柳生十兵衛がいる柳生の一族にも、笠紋が伝わっています。

長谷部銭紋

ポンデライオンやんけ 引用元:大河ドラマ2ch-1番かっこいい家紋を決めるスレ

ポンデライオンwwその発想はなかったわ(笑) 引用元:大河ドラマ2ch-1番かっこいい家紋を決めるスレ

見ようによっては口コミ通りポンデライオンに近い見た目をしている「長谷部銭紋(はせべぜにもん)」は、家紋の中では珍しいものの一つです。

長谷部銭紋を使用していた長谷部氏は、源平時代から活躍していた長谷部信連(はせべのぶつら)が一番知られています。第76代天皇である近衛天皇に仕えた人物でもありました。

銭紋は「死者の棺へと入れる六紋銭」という信仰的な意味と、「富を象徴する」という意味があります。どちらの由来もありますが、真田家一族に伝わる家紋が有名ですね。

赤鳥紋

赤鳥はダサい 引用元:大河ドラマ2ch-1番かっこいい家紋を決めるスレ

髪を梳かすクシのような見た目をしている「赤鳥紋(あかどりもん)」は、掲示板ではダサいと言われてしまっている家紋の一つです。しかし、この家紋を使っていたのは有名な武将「今川義元」なのです。

赤鳥と名前がありますが、動物の鳥を意味しているわけではなく実は化粧道具であるクシの「垢取り」を意味しており、赤鳥はただの当て字だったのです。

駿河今川氏の初代当主である今川範国(いまがわのりくに)から「赤き鳥と軍を進めれば勝ち続けるだろう」と信託を受けたことがきっかけで、今川義元は赤鳥紋を軍旗に使用していました。

膨雀

俺のばあちゃんが昔「うちの家紋はね、ふくら雀ゆうんじゃけど、ありゃー日本一ダサい家紋じゃけえ捨ててもええよ」ってゆってて、しきたりとかに厳しいばあちゃんにしては珍しいなーって思ったんだけど、今思い出して何気に調べてみたら世界一ダサくてワロテル Twitter-@176cm67kg

ふっくらとした鳩の家紋「膨雀(ふくらすずめ)」は動物のスズメそのものを家紋にしており、現在では佐伯家で使用されている家紋の一つだそう。

冬を過ごすために、スズメは羽を大きく膨らませます。膨雀紋の由来はその光景から来ているのですが、縁起が良い「福良む(ふくらむ)」といった語呂合わせにもなっています。

竹や笹との組み合わせの家紋も多く、雀紋だけでも20種類以上あります。

彦根橘

子どものころに チューリップみたいでダサいと思ってましたが、
橘らしいですね ダサいけど(*´ー`*)w Twitter-@daruk_blog

丸の中に橘が描かれた家紋の「彦根橘(ひこねたちばな)」は、徳川四天王まで登り詰めた「井伊直政」が使っていた家紋として有名です。

橘は日本に古来からある柑橘系の植物でもあり、奈良時代頃から桃の節句にも一緒に飾られています。家紋としては平安時代の末期頃から使用され、西日本で特に使われていました。

日本では2万種類を超える家紋があると言われていますが、橘紋は日本でも特に使われているとされる「日本十大家紋」の一つとしても選ばれています。

まとめ

ネットでダサいと言われている家紋を6つ、ご紹介してきました。

いろいろと言われているのは確かですが、どれも歴史や由来がしっかりしているものが多く、有名な武将が使っていたり縁起の良いものだったりと、調べてみるとどれも「ダサい」とは言えないものばかりでした。

そんなかっこいい意味が多い家紋たち。自家の歴史に触れれる一つとして、日本が誇る古き良き家紋の数々を調べてみてはいかがでしょうか?

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