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表千家の濃茶の飲み方とは?手順を紹介!

 2016/04/19 茶道教室
この記事は約 4 分で読めます。 833 Views

私がお稽古をしている社中(表千家)の初釜には、
流派を越えて先生の友人の方が大勢参加されます。

濃茶はお流儀によって茶碗の送り方などが違うのですが
手順が違っても、お客様同士で臨機応変に、
余裕をもって対応されているのは感心するばかりです。

改めて表千家の濃茶のいただき方を
まとめてみようと思います。

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正客の場合

茶碗が出たら

濃茶
濃茶は、点てられたお茶を3ー4名で頂くので
茶碗の送り方や挨拶のタイミングが
少し複雑です。

茶碗が亭主より出たら、半東がいない場合には、
自ら立って茶碗を取りに行きます。
左手に出帛紗を持ち、茶碗に添えて持ちます。

自席に戻ったら、茶碗と出し帛紗を
一度、畳の縁外に置きます。

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なお、大寄せの茶会で半東が届ける場合は、
ここからスタートです。
半東が何人分のお茶が点てられたか伝えてくれます。

姿勢を整えて、お茶碗を次客との間に置きます。
茶碗の左側に出し帛紗を左手でおきます。
「ちょうだいします」という意味で、
連客全員とともに礼をします。

続いて、茶碗を自分の膝前におきます。
出し帛紗取り、手の上で縦書きの本と同じ様に開き、
その上に茶碗を乗せて 少し押しいただきます。

お茶をいただく

茶碗を時計周りに小さく2度、出し帛紗の上で回します。
出し帛紗で軽く包み込むような形で、
両手の親指を茶碗にかけて

お茶をいただきます。

一口いただいたところで、少し間を置きます。
亭主から「お服加減はいかがでしょうか?」
お尋ねがあります。

通常は「結構でございます」と答えます。

どうしても、濃すぎる・薄すぎるという場合は
申し出れば
亭主が点てなおしてくれる・・
ということになっています。

しかし、そもそも亭主が心を込めて点てているので
その気持ちも含めて美味しく頂戴しましょう。

問答の後は、2口半ほど、さらにお茶をいただきます。

飲み口を拭く

お茶をいただいたら、茶碗を畳の上におき、
出し帛紗を縦書きの本を閉じるように、二つに畳み、
茶碗の左側におきます。

四つ折りにした懐紙で、飲み口を拭きます。

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その際に、懐紙を左から右に動かし、戻さないように。

3箇所の角を使ってきれいにしましょう。

次客に茶碗を送る

飲み口を吹いたら、次客に茶碗を送ります。
茶碗を取り上げ、反時計まわりに二度まわして、
正面を元に戻してから、次客との間におきます。

また、出し帛紗を左手で茶碗の左側におき
「のみさしを失礼します」と言って礼をします。

なお、男性同士の場合に限り、出し帛紗に茶碗を乗せたまま
手渡しで渡します。

 

亭主との問答

お茶碗を次客に送ったら、亭主に
お茶名・詰め(お茶を詰めた店)・お菓子について
質問します。


お詰めが飲み終わるまでは、お茶の味わいの感想や
お道具類について
会話を楽しみます。

詰めがお茶を飲み終わると、お茶碗が正客に戻され、
茶碗と出し帛紗の拝見になります。

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次客以下の場合

挨拶のタイミング

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基本的な流れは正客と同じですが、
次客以下の客は亭主との問答はありません。

また、礼のタイミングも少し異なるので確認しましょう。
「ちょうだいします」の礼は、正客とともに行います。
「お先に」と次の客に挨拶するのは、
前の客がお茶を飲んでいる間、

前が正客の場合は、
亭主との問答の後のタイミングです。

お茶をいただく

前の客から「のみさしを失礼します」という挨拶とともに
お茶碗を送られた後、
茶碗を右手でおり、膝前におきます。
右手で出し帛紗をとり、左手にのせて
縦書きの本のように開きます。

その後は、正客と同じ手順でいただき
飲み口を拭いて次に回します。
文字で書いてもなかなか伝わらないのが、茶道の作法。
実践に勝るものはありません!
ぜひ、みなさん、お稽古の場で濃茶の飲み方をマスターして
お茶会の席で堂々と振る舞ることを目指しましょう。

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蒲生はな

蒲生はな

骨董マニアの父の影響で茶道を習い始めて10年以上お稽古を続けています。
しっかり父の趣味は受け継いで、お道具を鑑賞するのが大好き。
貴重な茶の湯の道具を追いかけて、日本全国の美術館・博物館に出かけています。
バラバラとした知識を系統立てようと、通信制の芸術大学で「和の伝統文化」を学んでいます。

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