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抹茶たてるやつの名前は『茶筅』どこで買える?手入れ方法も

茶道

抹茶たてるやつの名前は茶筅

抹茶を楽しもうと思ったら、まず最初に揃えたいのが「抹茶をたてるやつ=茶筅」ではないでしょうか?

茶筅はたてた抹茶の味にも影響を及ぼす大事な道具

しかし、流儀や用途によって種類もさまざまで、茶道に詳しくない初心者には茶筅の違いがわかりにくいですよね。

「気軽に家で抹茶を楽しみたいだけ」
「高価なものでなくてもいい」
「専門店にわざわざ出かけるのは面倒…」

そんな方のために、今回は茶筅について詳しく解説します。

最後に茶筅の代用品も紹介していますので、ぜひ最後までご一読ください。

抹茶をたてるやつ《茶筅》とは

名前がわからなくて「抹茶をたてるやつ」なんて呼ばれてしまう茶筅(ちゃせん)は、抹茶とお湯を均一に混ぜるための道具

混ぜるときに空気も含ませることで、抹茶の苦味と渋みを程よく丸くし、柔らかな風味を感じさせるための重要なアイテムです。

「筅」の文字が持つ「竹でできた箒」という意味の通り竹製が一般的ですが、樹脂製もあります。

茶筅の形は流儀や用途によって微妙に異なり、値段も数百円から数千円するものまでさまざま。

これから茶筅の購入を考えている初心者の方は、抹茶をたてるときに使う先端の細い竹の部分(=穂先)に注目しましょう。

穂先が多いと泡立ちがいいと言われているため、八十本立、百本立がおすすめです。

抹茶をたてるやつは百均で買える?

以前は茶筅の購入が可能だった百均ですが、最近は置いていない店舗が多いです。しかし、百均で購入できないからといって、諦める必要はありません。

デパートやお茶屋さんへ行く必要はなく、アマゾンや楽天市場などの通販でも茶筅の購入が可能です。

ノーブランドのお手頃価格なものから本格的な日本製まで、中にはくせ直しなどほかの茶道具とのセットも用意されています。

⇒くせ直しとは

茶筅はどこで買える?

通販以外で茶筅を買える身近なお店は、以下の2店舗です。

店舗名 公式サイト
ロフト https://www.loft.co.jp/
東急ストア https://hands.net/

東急ハンズのホームページでは、各店舗の在庫状況も確認できます。

はじめて茶筅を購入する方にとって、実際に実物を手に取って確認できる店舗は心強いですね。

しかし、ネット上では上記以外にも購入できる店舗があるとの情報が多かったため、実際に調査しました。

ダイソーにある?

ダイソーでは以前茶筅を販売していましたが、2022年11月現在、取扱っていません

ニトリにある?

ニトリでも以前茶筅を取扱っていましたが、2022年11月現在、販売しているとの情報はありませんでした。少なくとも、公式オンラインショップでは掲載されていません。

無印良品は?

2022年11月現在、無印良品でも茶筅の取扱いは確認できませんでした。公式オンラインショップでの掲載もされていません。

3店舗すべてで取扱いがない調査結果が出ました。

身近な店舗で購入できると、抹茶に対する敷居が低くなるだけに残念ですが、前述の通り茶筅を取扱っている店舗はありますので、ぜひ足を運んでみてください。

茶筅の使い始め!何をすべき?

茶筅の使い始めは、水洗いと湯通しを行いましょう

新しい茶筅を下ろしたら、まずは軽く水洗いをします。

茶筅がパッケージに固定されている場合は、底にノリと紙がくっついているケースも。底面をぬるめのお湯に15分ほど浸け、手やティッシュで拭き取りましょう。

その後一度穂先をお湯につけることで、保護のためについていた茶筅先のカールがなくなり、抹茶をたてやすくなります。

茶筅の手入れ方法は?

茶筅の手入れで重要なのは、濡らしてから使用し、使用後はしっかり乾かすことです。

いくら消耗品であっても、なるべく長く茶筅を使い続けたいもの。手入れを行うことで寿命が延ばせます。

茶筅の多くは温度や湿度の急激な変化に弱い竹製です。抹茶をたてる前に「湯通し」としてお湯にくぐらせておくだけでも効果がありますよ。

一番大切な使用後の手入れ方法は、次からご紹介します。

洗い方は?

茶筅を使った後は、多めの水の中で抹茶をたてるように動かします。抹茶がこびりついている場合は、指で優しくこすり取りましょう。

表面の水分を布巾で優しくぬぐったら、直射日光の当たらない風通しの良い場所でしっかり乾かします

洗剤やスポンジを使う必要はありません。使用後はなるべく早く洗うことがポイントです。

▼茶筅の洗い方を3分で説明している動画です

くせ直しが必須?

茶筅の形を保ち、そのまま乾かして保管もできるくせ直しを使うと茶筅は長持ちしますが、必須というわけではありません

くせ直しがなくても、正しい方法で手入れ・保管すれば1年ほどは使えます。動画で紹介しているように、洗った後に形を整えるだけでも違いが出るでしょう。

便利アイテムとして、必要だと感じたら購入するスタンスで問題はありません。

茶筅は代用できる?

茶筅を用意しなくても、実は家にあるもので代用が可能です。 

「正直手入れが面倒…」と思ったら、以下のような代用品も検討してみましょう。

  • スプーン
  • 泡立て器
  • 電動クリーマー
  • マドラー
  • シェーカー
  • ペットボトル
  • タンブラー

本来茶道の道具は、日常の中にあるものを見立てて使用していました。SNSでも上記のアイテムを使用して抹茶を楽しんだとの声が多くあります。

上記の代用品を使用する場合は、ダマになりにくくするため事前に抹茶をふるっておくのもポイントです。

また、容器を振って混ぜる場合はフタをしっかり閉める、お湯で容器が熱くならないように温度を調整するなど、注意して使用しましょう。

代用品を使うことで簡単に始められますので、難しくとらえずに抹茶を家で楽しんでみてくださいね。

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