歌舞伎の由来!江戸時代や屋号・歌舞伎由来の言葉についても説明

歌舞伎の由来

「かぶき」という言葉の意味を知っていますか?
現代の歌舞伎のイメージから連想して、「敷居が高い」や「格式高い」の意味だと思った方。
かぶきとは、異様なファッションや常軌を逸した自由な振舞いの事なのです。
歌舞伎の自由なスピリットを理解して観劇すれば、より心から歌舞伎を楽しめますよ。

などを知って、歌舞伎のルーツについて学んでいきましょう。

歌舞伎の由来とは?

歌舞伎の名前の起源は?


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歌舞伎の始まりは、400年以上前の阿国(おくに)という女性の踊りが起源といわれています。
阿国は独特のスタイルを持ち、奇抜なファッションで踊っていました。

奇抜な身なりや言動を当時は「傾(かぶ)く」と表現し、阿国の踊りはかぶく者の踊り「かぶき」と言われるようになりました。

江戸時代の歌舞伎とは?


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江戸時代、歌舞伎は人気の娯楽で、元禄時代に最盛期を迎えます。

江戸初期頃、阿国より始まった歌舞伎は風紀を乱すという理由から幕府から何度か禁止されますが、役者を現代と同じ成人男性中心の歌舞伎(野郎歌舞伎)とする事で生き残り人気となります。
元禄時代になると歌舞伎に地域によって特色が生まれ、江戸歌舞伎と上方歌舞伎として独自に発展。
1841年の天保の改革によって、歌舞伎は再度幕府の取り締まりの対象となりますが、幕府によって許可を得た三座が残り歌舞伎の人気は継続します。
江戸時代歌舞伎は、何度も幕府の取り締まりにあいましたが、観客の人気によって支えられ今日まで残っています。

歌舞伎の屋号の由来について


引用元:Pinterest

歌舞伎には、役者の名前とは違う看板名である屋号があります。
例えば中村屋の様に、役者の苗字がそのまま屋号になる家もあれば、松本幸四郎の高麗屋の様に、苗字と屋号が違う場合もあります。
代表的な屋号の由来について見て行きましょう。

播磨屋の歌舞伎の屋号の由来は?


引用元:[歌舞伎]播磨屋の家紋「揚羽蝶」を解説!代表的な主な名跡・役者まとめ | | お役立ち!季節の耳より情報局

中村吉右衛門や中村歌六といった代表的な名跡のいる播磨屋。
播磨屋の屋号は、初代中村歌六が出された養子先の播磨屋作兵衛から取り、「播磨屋」という屋号になりました。

歌舞伎の中村屋・成田屋の由来は何?


引用元:[歌舞伎]中村屋の家紋「角切銀杏」を解説!代表的な主な名跡・役者まとめ | | お役立ち!季節の耳より情報局

中村屋には大名跡の中村勘三郎や中村勘九郎がおり、役者の名前の中村から中村屋という屋号です。

成田屋は市川團十郎家で、市川家と関係の深い成田山が由来です。
初代團十郎が「成田不動明王山(なりたふどうみょうおうさん)」という歌舞伎を上演したところ、客から「成田屋」と言われたのは始まりと言われています。

歌舞伎の名称!歌舞伎の梨園の由来はどこから?


引用元:Wikipedia

歌舞伎界を表す「梨園」ですが、由来は唐の時代の中国までさかのぼります。
当時の玄宗皇帝によって、芸能が伝えられた場所が梨を植えた梨園だったため、芸能を梨園と呼ぶようになりました。
日本に梨園という言葉が伝わったのは江戸時代、漢学者が歌舞伎界を梨園と呼ぶようになり定着したため、今日でも梨園という言葉が残っています。

歌舞伎の幕や掛け声の由来は?


引用元:歌舞伎用語案内

歌舞伎の舞台にかけられている定式幕の由来ですが、江戸時代の芝居小屋である江戸三座の中村座が、将軍より褒美として受けた覆いを幕として使用した事が始まりだと言われています。

また、歌舞伎の掛け声である大向うの由来ですが、江戸時代歌舞伎は敷居の低い大衆芸能で、役者を応援するためにかけられていた掛け声が大向うの始まりです。
現代のような特定の大向うさんが掛け声をかけるのではなく、当時は気軽に掛け声をかけていました。

歌舞伎のメイク・隈取の由来は何?


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歌舞伎の化粧である隈取は、薄暗い環境でも役者の表情がわかりやすくなるために施されたのが由来です。

歌舞伎全盛期の江戸時代、照明技術もなく薄暗い中で歌舞伎は演じられていました。
隈取メイクは遠くから観劇をしていても、登場人物がヒーローか悪役かや、どんな感情を抱いているのかなどがわかりやすくするために施されていました。

幕の内弁当の由来は歌舞伎?


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幕の内弁当は、歌舞伎観劇から生まれた言葉です。
歌舞伎の一幕と一幕の間の休憩時間を幕の内と呼びますが、幕の内に食べるお弁当を「幕の内弁当」と呼ぶようになりました。
幕の内弁当の明確な定義はありませんが、ご飯が俵型になっているのが一般的です。

助六寿司は歌舞伎が由来なの?


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助六寿司というのは、海苔巻きといなり寿司がセットになったお寿司の事。
助六とは揚巻という美人の恋人のいる色男のキャラクターで、歌舞伎の演目「助六由緣江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」に登場します。
海苔巻きは助六のトレードマークのハチマキを海苔にみたて、いなり寿司の揚げは揚巻の名前のからとったと言われています。

【Q&A】歌舞伎由来の言葉についてよくある質問

歌舞伎の「二枚目」の由来は何?


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現代でイケメンやハンサムな男性を表す「二枚目」ですが、二枚目の語源は歌舞伎にあります。
江戸時代の歌舞伎の芝居小屋の前には、役者の名前の看板が掲示されていました。
看板の二枚目に来る役者が色男だったため、現代でも二枚目という言葉にかっこいいという意味が残っています。
二枚目の他に、現代でも「三枚目」が残っており当時と同様、ひょうきんなお笑い系の事を指します。

「どんでん返し」も歌舞伎が由来?


引用元:Wikipedia

「どんでん返し」も歌舞伎の舞台から生まれた言葉です。
歌舞伎の場面転換の方法の1つである強盗返(がんどうがえし)の際、「どんでんどんでん」と大太鼓の音を鳴らして行うため、どんでん返しと言われるようになりました。
どんでん返しは短時間で場面が変わるため、現代でも急な場面展開や逆転の結末の事をどんでん返しと言います。

歌舞伎由来の「十八番」の意味は?


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現代で得意な芸や技の事を表す「十八番」ですが、元々は江戸時代の歌舞伎役者七代目市川團十郎が選定した、歌舞伎十八番がルーツです。
市川團十郎家が得意としていた演目18種を選び、市川家のお家芸と呼ばれるようになりました。

まとめ

江戸時代の歌舞伎について何度か幕府によって禁止されるが、元禄時代に最盛期を迎える
歌舞伎の屋号の由来について各家によって由来は違うが、初代の役者に関係のある看板名が多い
歌舞伎由来の言葉について二枚目やどんでん返し、十八番がある

歌舞伎のルーツについて知識が深まりましたか。

戦隊モノのヒーローが登場する際にポーズを決めて名前を名乗るのも、ビジュアル系バンドのメイクもルーツは歌舞伎です。
現代のドラマや演劇などの演出方法にも、歌舞伎は影響力に与えています。
身近な演出方法のルーツを探ってみましょう。
由来は歌舞伎だったという意外な発見があるかもしれませんよ。

 

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