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新橋演舞場の座席の見え方!ドブ席・桟敷席や1階2階3階の違いを解説

歌舞伎

新橋演舞場の座席

現代風歌舞伎の上演も多く、歌舞伎デビューの場にもなりやすい新橋演舞場。

そんな新橋演舞場で「歌舞伎を観てみたい」と思いチケットを調べてみたら、席によって値段が大きく違うことに驚いた人もいるのではないでしょうか?

実は、歌舞伎を鑑賞する上で、席選びはとても重要。特に初めて歌舞伎を楽しむなら、「こんなはずじゃなかった」と思いたくないですよね。

そこで今回は

など、新橋演舞場の座席の見え方について徹底解説します。

新橋演舞場の見え方!座席表で図解

新橋演舞場の座席の見え方

新橋演舞場の客席は1~3階まであり、全部で1,428席あります。

まずは新橋演舞場の客席を座席表で紹介します。

1階席

引用元:チケット予約・購入・販売のイープラス

1階席は、コンサート会場でいうアリーナ席のような席で、舞台を見上げるように鑑賞する席が多いため、最も臨場感を味わえるのが醍醐味です。

中央に正面を向いている席、左右にやや内側を向いて座る席があります。

さらに、左右壁側には桟敷席と呼ばれるテーブル付きの席があり、ゆったりと鑑賞することができる人気の高い席です。

2階席

引用元:チケット予約・購入・販売のイープラス

2階席はコの字型になっており、ステージ正面の席と、左右席とで大きく見え方が変わってくるのが特徴的です。

3階席

引用元:チケット予約・購入・販売のイープラス

3階席も、2階席と同じコの字型で、正面・左右に分かれています。

舞台を上から見下ろすような形で鑑賞できますが、高さが結構あるため、高所が苦手な人は少し怖いかもしれません。

新橋演舞場の座席別の見え方

引用元:歌舞伎美人

桟敷席の見え方

桟敷席の良さは、テーブルが付いてゆったり鑑賞できるだけではありません。

一見、壁際の端の席なので見づらいように思えますが、体の向きを変えることなく全体を見渡すことができる非常に人気の高い席です。

また、1階席より1段高くなっているので、前の人の後頭部など、視界を遮るものが無いのも大きなメリットです。

右側からの見え方

右側は、ステージや花道を見渡せるので役者の表情や、全体をしっかり観たい人におすすめです。

左側からの見え方

なんといっても花道の近さと、入退場までしっかり観られるのが左側席の醍醐味です。

1階席の見え方

1階席は傾斜が緩いため、身長によっては前の人の頭が気になる場合もあるものの、近くで演技を楽しめるので安定して人気が高いです。

1階席 左列 正面 右列
前列 席によっては舞台左側が見えにくい場合も ほぼ問題なく見える 席によっては舞台右側が見えにくい場合も
後列 花道は役者の背側になることがほとんど 前に大きい人が座らなければ全体が見える 花道は遠いが全体が見える

2階席の見え方

2階席の鍵を握るのは「花道の見え方」です。

2階でも前列であれば、「1階席の後列より良く見える」という人もいる穴場席です。

2階席 左列 正面(A席) 右列
前列 舞台に近いと花道も見える 花道の手前半分が見えない 花道の演技も楽しめる
後列 花道はほとんど見えない 花道は半分以上見えない 花道は半分以上見えない

3階席の見え方

3階は値段が安い分、見づらいといいますが、「役者が大勢出てくるときは動きがよく見えて楽しい」「宙乗りがある演目は3階が一番楽しい」という声もあるため、演目によっては要チェックです。

3階席 左列 正面 右列
前列 舞台も半分以上見えず、花道も見えない 前方は良く見える 花道は見えるが舞台は半分以上見えない場合も
後列 花道は見えないが、舞台は少し見える 小さいが見える かなり遠いが舞台も花道も7割ほど見える

新橋演舞場のドブ席とは?見え方はどう?

ドブ席とは、1階席花道の左側、席番号1~6にあたる席を言います。

なぜ「ドブ」席なのかというと、役者が花道を通るとき、ドブ席に背を向けて演技をすることが多いため。

実際は臨場感たっぷりに楽しめるので、「どうしても表情を見たい!」というこだわりがなければ十分楽しめる席です。

新橋演舞場で花道の見え方がおすすめの席は?

引用元:歌舞伎美人

花道の演技を最も近くで味わいたいなら、1階席・席番号7~12の後方席が最も近くで役者の表情を見ることが出来ます。

また、舞台と花道全体の流れをまとめて楽しみたいなら右側の桟敷席もオススメです。

ドブ席も、役者の顔こそ見えにくいものの、役者の動きによっては風を感じ、非常に躍動感を楽しめる席なので十分に楽しめます。

まとめ

このように新橋演舞場は、階数や左右によって同じ演目でも見え方が大きく変わるため、チケットを購入する際には、値段だけではなく、それぞれの席からの見え方をよく知っておくのが重要です。

最後に、新橋演舞場の目的別に、おすすめの席をまとめてみました。

目的 おすすめの席
舞台から花道までしっかり観たい 1階席正面~右側席後方
とにかく役者を近くで観たい 1階席前列、花道近く
舞台上の動きもよく見ながら楽しみたい 2階正面前列
全体が見えなくても良いので価格を抑えたい 2階左右席、3階席右側

予算に合わせて、一番よく見える席を知っておくことで、お値段以上に楽しめちゃうことも。

せっかくの歌舞伎鑑賞を思う存分楽しめるように、新橋演舞場を訪れる際は、各階の席の配置と見え方を参考にしてくださいね。

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