落語の演目一覧|初心者におすすめの落語20選【動画あり】

落語

落語の演目一覧

落語モチーフのドラマや映画を見て、落語に興味を持ったけれど、多くて何から見たらいいのかわからないですよね。
よくわからず難しい落語の演目を見てしまって、落語が勉強になってしまうのはつまらないです。
初心者にとって、最初にどんな落語を見るのかは大変重要。
落語には初心者でも飽きずに見続けられる、鉄板ネタがあるのです。
今回は誰にでもわかりやすくて、思わず笑ってしまう演目を20作品選んでみました。

など、見たい落語を増やしてくださいね。

落語の演目で有名&人気で面白いのは?

①ときそば(コロッケそば)

そばの勘定を少なく支払うというごまかしを見た男が、同じ方法でごまかしをしようとするも失敗する噺。
そばを勢いよくすする音が一番の見せ場です。

「コロッケそば」は、柳家喬太郎の「時そば」の事。
柳家喬太郎は時そばを演じる際に、まくらとしてコロッケそばの魅力について語るため「コロッケそば」と言われるようになりました。

⇒時そばのあらすじ・オチはこちら

⇒コロッケそばのあらすじ・オチはこちら

②死神

失敗続きの男が、死神に「医者をやらないか」と声をかけられる。
死神は寿命のある患者の場合は足元に座り、寿命の患者の場合は枕元に座る。
足元に座った場合は、呪文を唱えれば病気は治ると言う。

早速医者を始め評判になった男、死神が枕元に座る寿命の患者に、どうしても治してほしいと大金を積まれたため、寝床の向きを変え足元に死神が来るようにし、呪文を唱え病を治してしまう。
勝手に人の寿命を変えてしまった男がその後どうなったのか。

結末にバリエーションがあるのも「死神」の魅力です。

⇒死神のあらすじ・オチはこちら

③長短

気の長い長七さんと、気の短い短七さんは仲の良い幼馴染。
ある日、短七さんの家に長七さんが遊びに来る。
長七の終始ゆっくりした行動に、短七がイライラする様子が面白い滑稽噺です。

落語の演目で大ネタは?

④火焔太鼓

古道具屋の甚兵衛は、商い下手の商売人。
ある日甚兵衛が仕入れた古く汚い太鼓を、殿様が気に入り300両もの大金で売れる。
しっかり者の女房と甚兵衛の会話の中で、最後に甚兵衛が言った言葉がオチです。

上方落語の演目といえば?

⑤二階ぞめき

ある若旦那が遊郭の吉原に入り浸り、勘当寸前。
吉原が自宅にあれば行くのをやめると言った若旦那に、どうしても止めさせたかった番頭は、二階に吉原そっくりのものを作ってしまう。
外観だけの誰もいない二階で、若旦那は一人芝居を始める。
二階から声が聞こえるのを不審に思った父親が、二階へ行き若旦那に声をかけると。
若旦那から父親への最後のセリフが見どころです。

⑥たらちね

独り者の八五郎が、縁談話を持ちかけられる。
相手の娘は年の若い器量良し、おまけに生活道具まで持参で嫁入りするという。
ただ娘には一つだけ傷があり、漢学者の父親に育てられたせいで言葉が馬鹿丁寧な事。
そんなの問題ないと、八五郎は大喜びで縁談話を受ける。

丁寧すぎて芝居の様に思える娘の口調が面白いです。

⇒たらちねのあらすじ・オチはこちら

⑦ちりとてちん(酢豆腐)

上方落語の「ちりとてちん」は、何でも知ったかぶりをするため嫌われていた竹という男が登場します。
一泡吹かせるため、腐った豆腐を「長崎名物ちりとてちん」だと言って、竹に食べさせる話。
腐った豆腐を食べさせられ、味を聞かれた竹の最後のセリフが見どころです。

江戸落語の「酢豆腐」の方では、通人気取りの知ったかぶりの若旦那に、舶来物だと言って腐った豆腐を食べさせます。

⇒ちりとてちんのあらすじ・オチはこちら

落語の古典演目といえば?

⑧愛宕山

大坂で失敗した一八と茂八は旦那に誘われ、芸妓や舞妓とともに愛宕山へ野駆け(ピクニック)をする事になった。
愛宕山には瓦投げがあり、一八と茂八は投げるも命中しない。
一八は「粋な大坂の人間は瓦なんて投げずに金貨を放って遊ぶ」と負け惜しみを言ったところ、旦那は谷底に小判を投げ込んだ。
投げた小判は拾った人のものだという旦那。
一八は小判を拾おうと、危険な谷底まで下りる。
何とか谷底から地上まで、上がってくるも小判を忘れてしまう。

⇒愛宕山のあらすじ・オチはこちら

⑨ちはやふる

八五郎は娘に、百人一首の歌の意味を聞かれるもわからず、先生と慕われる隠居のところを訪ねる。
わからないのは在原業平の「ちはやふる」の歌。
本当は意味がわからない隠居が、「ちはやふる」の歌を竜田川という力士が千早という花魁に一目ぼれした話として、めちゃくちゃな解釈をする。

⇒ちはやふるのあらすじ・オチはこちら

落語で珍しい演目といえば?

⑩富久(とみきゅう)

お酒の失敗から顧客をなくし仕事を失っていた久蔵は、大家さんから一枚の富くじの札を買う。
ある夜、元顧客の家あたりから火事が出て、久蔵は手伝いに行き信頼を回復。
お酒を飲むことを許可されると、飲み過ぎて泥酔してしまう。
寝入ったところでまた火事があり、今度は久蔵の家が全焼。
その日富くじの抽選があり、久蔵のくじが千両のあたり番号だった。
焼けてしまったと思われた富くじは、鳶頭のおかげで神棚ごと無事に焼けずに済んでいた。

落語の演目で短い話は?

⑪じゅげむ(寿限無)

熊さん夫婦に男の子が生まれ、いい名前が浮かばず、お寺の和尚さんのところに相談に行く。
縁起が良くて長生きする名前をつけたい熊さん。
和尚さんは経典などから、良さそうな名前をすべて書きだし熊さんに伝える。
その中から一つの名前に絞れない熊さんは、後悔したくないと和尚さんの書きだした名前すべてを名前として男の子につける。
長すぎる名前をつけられた男の子。
名前を呼ばれている内に、出来たこぶが引っ込んでしまう程でした。

⇒じゅげむ(寿限無)のあらすじ・オチはこちら

落語で子供向けの演目は?

⑫猫の皿

古美術仲買人を営んでいたある男は、骨董品を騙して安く買い、高値で売りさばいていた。
とある茶屋で飼い猫が餌を食べている皿が、名品のものであると気づく。
茶屋の店主に3両で猫を引き取らせてほしいと持ち掛け、皿も一緒に持っていくと伝える。
店主は猫はいいが皿は名品のため、売れないと言う。

猫の餌入れに名品を使う理由を、男が店主に聞いた答えがオチです。

落語の演目で恋愛噺は?

⑬紺屋高尾

紺屋に勤めている染物職人の久蔵が、花魁道中を見て高尾太夫に一目ぼれした。
高尾太夫は最高位の花魁、会いに行くだけでも10両はかかる。
なんとか3年で10両を貯め、染物職人では相手にされないためお金持ちだと嘘をつき会いに行く。
高尾との別れ際、今度はいつ会ってくれると花魁の型通りの質問をされるも、今度会うのは3年後、これが今生の別れだと泣く久蔵。
自分の身分を話したところ、高尾は涙ぐみ来年の3月15日に再び会う約束をする。

落語の演目で人情噺は?

⑭藪入り

商家に奉公している息子亀吉が3年ぶりに、実家に帰る藪入りをした。
立派に成長した亀吉を見て、喜ぶ両親。
湯屋に言った亀吉の財布を見ると、大金が入っていた。
小遣いにしては高額すぎるため、悪事に手を染めたと両親は怪しむ。
帰ってきた亀吉にお金の出どころを訪ねたところ、ネズミを捕まえた懸賞だと言う。

最後の父親のセリフが見どころです。

⇒藪入りのあらすじ・オチはこちら

年末の落語の演目といえば?

⑮芝浜

失敗続きの魚屋の勝が、仕入れ行った魚市場で大金の入った財布を見つける。
その大金で大酒を飲んだ翌日、目が覚めると女房にお金を拾ったのは夢だと言われてしまう。
それから3年、酒を断ち懸命に働いた勝は、店を構える事ができた。
その年の大晦日の晩に、女房は財布の件は夢ではなく現実だったと伝える。
勝は女房を責めず感謝し、女房は勝をねぎらい、久しぶりにお酒でもとすすめる。

⇒芝浜のあらすじ・オチはこちら

お正月の落語の演目は?

⑯初天神

1月25日に天満宮で開催される縁日に、男は息子を連れて行く。
物をねだる息子に何度も念のを押しながらも、飴玉を買ってしまう。
参拝を終えると、息子は凧を買ってほしいとねだる。
男はしぶしぶ凧を買い、息子と凧揚げをする。
男は子供時代に得意だった凧揚げに夢中になり、子供に渡そうとしない。

最後に息子がぼやいた一言が面白いです。

落語の演目で幽霊が出てくるのは?

⑰皿屋敷

怪談の番町皿屋敷のお菊の幽霊を見たいもの好き達が、怪談の舞台まで出かける。
井戸端でお菊の幽霊が現れ、皿を数え始めた。
9枚まで聞くと狂い死すると言われているため、6枚のところで逃げ帰る。
お菊の幽霊のうわさが広まり、見物客が増える。
ショーとして興行化し、お菊が皿を数え始め、6枚目で逃げ出そうとするも混雑のため逃げ出す事ができない。
9枚まで聞くも何も起こらない、お菊はそれからも皿の枚数を数え続けた。

落語の演目でお酒が出てくるのは?

⑱親子酒

酒好きの親子がいた。
息子の酒癖を心配した父親が、一緒に禁酒しようと持ちかける。
2週間禁酒したが、父親は我慢しきれず息子が出かけている隙に酒を飲んでしまう。
息子が帰ってくるも、息子も酔っており上機嫌。
酔っている息子を責めるも反省をしておらず、酒はやめられないと言う。

父親と息子、酔っ払い同士の最後のセリフが面白いです。

タイガーアンドドラゴンの落語の演目は?

⑲子別れ

酒好きの大工の熊五郎は、ある日泥酔して家に帰り妻のお光と喧嘩をする。
喧嘩の末、お光は子供の亀と一緒に家を出て行ってしまう。
心を入れ替え懸命に働いた3年後、熊五郎は仕事の途中で亀と出会う。
亀にお小遣いを渡し、お光には自分と会ったことは伝えるなと言う。
お小遣いはお光に見つかってしまい、亀は熊五郎と会った事を伝える。
熊五郎と亀が会っているところを後ろからつけるも見つかり、3年ぶりに熊と再会する。

2021年笑福亭鶴瓶落語会の演目は?

⑳らくだ

長屋でらくだと呼ばれている男の家に半次が訪ねてくるも、らくだは亡くなっていた。
らくだの葬儀を行ってあげたいがお金がない。
訪ねてきた屑屋の久六をおどし、長屋の住人から香典を、大家からはお通夜のお料理とお酒を持ってくるように命令。
大家から届いた酒を飲んだ久六は、性格が豹変し半次に強気に出て立場が逆転する。
らくだを火葬場へと運ぶが、途中で樽の底が抜けたためらくだの死骸がない。
探しに帰ると途中で願人坊主が眠っており、らくだの死骸と間違って火に放り込んでしまう。

⇒らくだのあらすじ・オチはこちら

まとめ

落語の演目で有名&人気で面白いのは?ときそば(コロッケそば)・死神・長短
落語の演目で大ネタは?火焔太鼓
タイガーアンドドラゴンの落語の演目は?子別れ

見てみたい落語は見つかりましたか。

見たい落語が見つかったら、同じ演目を違う落語家で見てみましょう。
同じ演目でも落語家によって解釈が変わり、オチの部分が違う演目もありますよ。
お気に入りの落語家が見つかったら、その落語家が得意とする違う演目も見てみると、見る演目はどんどん増えてきます。

落語の笑いをこれから楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人
富塚亜希子

大学時代に、興味本位で所属した江戸の古典芸能ゼミで、京都南座で初めて歌舞伎を見て以降、歌舞伎にはまり現在まで100演目以上鑑賞しました。

鑑賞してわかった事は、「歌舞伎は伝統文化という古いものではなく身近な娯楽」だという事。
「明日の生活に役立つ歌舞伎」をモットーに、テレビドラマを見るぐらいの気軽さで、歌舞伎を見てもらうのが目標です。
歌舞伎に興味を持ってもらい、初めて劇場で歌舞伎を見に行く時の不安な気持ちを少しでも軽くできるような記事が書けるよう頑張ります。

一番好きな演目は「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」

歌舞伎以外の趣味は、寄席での落語鑑賞、お寺巡りや日本酒を飲むことなど。

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