鞦韆(しゅうせん)という名前でも知られるブランコ。
なぜ春の季語なのか由来を知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はブランコ(鞦韆)の子季語や意味、俳句例を紹介します。
ブランコ・鞦韆の季語はいつ?
子季語 | ぶらんこ・ふらここ・ふらんど・ゆさわり・秋千・ 半仙戯(はんせんぎ) |
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時期 | 立春(2月4日)から立夏(5月6日) |
解説 | ブランコは元来古代中国で寒食・春節の時期の儀式に 用いられており、「鞦韆」と呼ばれていた。 そのため日本に伝来後も、 春の風物詩・季語として定着したとされる。 |
ブランコ(鞦韆)の季語・子季語を使った俳句
俳句 | 作者 |
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ふらんどや 桜の花を もちながら | 小林一茶 |
鞦韆は 漕ぐべし愛は 奪ふべし | 三橋鷹女 |
鞦韆や 舞子の駅の 汽車立ちぬ | 山口誓子 |
ぶらんこの 春昇天す 親不知 | 平畑静塔 |
ブランコの 鐶残りけり 園に冬 | 伊丹三樹彦 |
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