春の句に見られる「風光る」という季語。
日常であまり使われない語であるため、初めて知った方も多いかもしれません。
今回は「風光る」の季語の情景や例句を紹介します。
風光るの季語はいつ?
子季語 | 光風・光る風 |
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時期 | 三春(陰暦の1月~3月) |
解説 | 春の陽光の中を、風が光るように吹き渡る情景。 春ならではの温かく美しい光景を感じさせる。 |
風光るの季語を使った俳句
俳句 | 作者 |
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海原や 夜に入りてから 風光る | 正岡子規 |
文金の 合せ鏡や 風ひかる | 正岡子規 |
装束を つけて端居や 風光る | 高浜虚子 |
風光る 誰彼となく 水辺かな | 中村汀女 |
光る風の すぢ明らかに 清水かな | 中村汀女 |
風光り 折目正しき 工衣過ぐ | 林翔 |
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