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風光るの季語はいつ・何月?俳句例や意味を解説

俳句

春の季語風光る

春の句に見られる「風光る」という季語。

日常であまり使われない語であるため、初めて知った方も多いかもしれません。

今回は「風光る」の季語の情景や例句を紹介します。

風光るの季語はいつ?

子季語光風・光る風
時期三春(陰暦の1月~3月)
解説春の陽光の中を、風が光るように吹き渡る情景。
春ならではの温かく美しい光景を感じさせる。

風光るの季語を使った俳句

俳句作者
海原や 夜に入りてから 風光る正岡子規
文金の 合せ鏡や 風ひかる正岡子規
装束を つけて端居や 風光る高浜虚子
風光る 誰彼となく 水辺かな中村汀女
光る風の すぢ明らかに 清水かな中村汀女
風光り 折目正しき 工衣過ぐ林翔
この記事を書いた人
伊予原彗

3歳の頃から書道教室に通い、伊勢神宮の書道展に訪れた時から神社やお寺へ訪れることが大好きになりました。
現在でも趣味で神社仏閣巡りを楽しんでいます。
悩みを抱えている時はお寺の静謐な空間に癒されることもしばしば。
散策中にちょっとした「おもてなし」の気遣いに出会うこともあり、改めて日本文化の良さを感じる日々です。

中学時代には地域の歌舞伎保存会の公演に携わり、日本の伝統芸能の魅力に惹きこまれていきました。
音楽大学進学後は日本ならではの雅楽や伝統芸能の良さに触れ、多くの人に知ってもらいたいと思うように。
古き良き民謡だけでなく現代曲に取り入れてもかっこいい和楽器は、後世に残していくべき日本文化の1つだと思います。

日本文化や歴史の知識を増やしながら、多くの人に興味をもっていただけるような記事をお届けできるよう頑張ります。

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和比×茶美

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