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師走の季語について|有名俳句や意味・子季語を解説

俳句

冬の季語・師走

12月の別称として知られる「師走(しわす)」という語。

実は年末の季語として、たくさんの俳句に登場しています。

今回は季語「師走」を使った有名な俳句や、子季語を紹介します。

師走の季語はいつ?

子季語 極月(ごくげつ)・臘月(ろうげつ)
春待月(はるまちづき)・梅初月(うめはつづき)
三冬月(みふゆづき)・弟月(おとづき)
親子月(おやこづき)・乙子月(おとごづき)
時期 12月
解説 12月の別称。年末に師(僧)が忙しく走り回る様子から、
「師走」という漢字があてられた。

師走の季語を使った俳句

俳句 作者
かくれけり 師走の海の かいつぶり 松尾芭蕉
旅寝よし 宿は師走の 夕月夜 松尾芭蕉
白足袋の よごれ尽せし 師走哉 正岡子規
けろけろと 師走の月夜の 榎哉 小林一茶
炭売に 日のくれかかる 師走哉 与謝蕪村
物ぬひや 夢たたみこむ 師走の夜 加賀千代女

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