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陽炎の季語は春・夏いつ?意味や有名な俳句を紹介

俳句

春の季語陽炎

暖かな陽気の中、ゆらゆらと幻想的な景色を見せてくれる陽炎(かげろう)。

夏によくみられる印象かもしれませんが、実は春の季語なんです。

今回は「陽炎」はどんな季語か、子季語や別称と合わせて紹介します。

陽炎の季語はいつ?

子季語 野馬(かげろう・やば)・糸遊(かげろう・いとゆう)
遊糸(ゆうし)・陽炎燃ゆ・かげろひ・かぎろひ
時期 三春(陰暦の1月~3月)
解説 春や夏の天気の良い日に、
地面から炎のような揺らめきが立ち上る現象。
強い日光により、
地面から蒸気が立ち上り空気が乱れることで起きる。
春夏の温かさが感じられる語である。

陽炎の季語を使った俳句

俳句 作者
糸遊に 結びつきたる 煙哉 松尾芭蕉
陽炎に 何やら猫の 寝言哉 小林一茶
かげろふや 影ばかりなる 佛たち 芥川龍之介
陽炎の ありか争ふ 童べかな 幸田露伴
かげろふの ゆれうつりつつ 麦熟れぬ 飯田蛇笏
陽炎の 中に二間の 我が庵 高浜虚子

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