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小春日和の季語はいつからいつまで?季節や俳句を紹介

俳句

小春日和の季語はいつからいつまで?

小春日和ときくと、「春」という文字から冬の天気のいい日や春の穏やかな日を想像する人もいるかもしれません。

しかし実際は11月・12月頃の天気がいい穏やかな日を表す語なのです。

今回は季語「小春日和」について紹介します。

小春日和の季語はいつ?

子季語 小春・小春日・小春凪・小春空・子六月
時期 立冬・小雪(11月から12月)
解説 「小春」とは旧暦10月(新暦11月から12月)の別称。
そのため秋から初冬の時期に、春のように穏やかな日が
訪れることを「小春日和」と呼ぶ。
小春日和の季節が過ぎ去ると、冬日和と呼ぶ。

小春日和の子季語解説

小春日和の子季語には、小春の時期の穏やかな風景を思わせる語ばかり。

この季節ならではの心落ち着く情景を思い浮かべながら、俳句に取り入れてみましょう。

子季語 解説
小春・小六月 陰暦十月(新暦11月から12月)の別称。
小春日 小春日和の別称。小春の時期の穏やかな日や
日差しを指す語。
小春凪 小春の時期の穏やかな海の凪を指す。
小春空 小春の時期の穏やかに晴れた空のこと。

小春日和の季語・小季語を使った俳句

俳句 作者
いたはしや 花のなやみの 小春 正岡子規
一車 漬菜買ひけり 小春凪 正岡子規
月の鏡 小春に見るや 目正月 松尾芭蕉
明日知らぬ 小春日和や 翁の忌 井上井月
どこよりも 小春日和の 墓地にぎやか 右城暮石
玉の如き 小春日和を 授かりし 松本たかし

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