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立冬の季語の時期はいつまで?子季語や参考例句も

俳句

冬の季語・立冬

冬のはじまりを告げる日「立冬」

木枯らしが吹いたり、初雪が観測されたりと冬の気配が感じられる時期です。

今回は季語「立冬」の時期や子季語の意味を紹介します。

立冬の季語はいつ?

子季語冬立つ・冬に入る・冬来る・今朝の冬
時期初冬(11月上旬から12月中旬頃)
解説冬の始まりとされる日であり、
太陽暦の11月7日頃を指す。
また11月7日から小雪までの期間を
「立冬」と呼ぶ場合もある。

立冬の季語を使った俳句

俳句作者
菊の香や 月夜ながらに 冬入る正岡子規
女医の君 青猫めづる 冬来る飯田蛇笏
唇の 荒れ久しく 冬来る阿部みどり女
死を悼む 立冬前の 雨はげし阿部みどり女
立冬の あとの青空 松葉降る阿部みどり女
立冬や 紺の上衣に 紺の闇飯田隆太
立冬や 手紙かけば 手紙来る山口青邨
この記事を書いた人
伊予原彗

3歳の頃から書道教室に通い、伊勢神宮の書道展に訪れた時から神社やお寺へ訪れることが大好きになりました。
現在でも趣味で神社仏閣巡りを楽しんでいます。
悩みを抱えている時はお寺の静謐な空間に癒されることもしばしば。
散策中にちょっとした「おもてなし」の気遣いに出会うこともあり、改めて日本文化の良さを感じる日々です。

中学時代には地域の歌舞伎保存会の公演に携わり、日本の伝統芸能の魅力に惹きこまれていきました。
音楽大学進学後は日本ならではの雅楽や伝統芸能の良さに触れ、多くの人に知ってもらいたいと思うように。
古き良き民謡だけでなく現代曲に取り入れてもかっこいい和楽器は、後世に残していくべき日本文化の1つだと思います。

日本文化や歴史の知識を増やしながら、多くの人に興味をもっていただけるような記事をお届けできるよう頑張ります。

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和比×茶美

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