冬のはじまりを告げる日「立冬」
木枯らしが吹いたり、初雪が観測されたりと冬の気配が感じられる時期です。
今回は季語「立冬」の時期や子季語の意味を紹介します。
立冬の季語はいつ?
子季語 | 冬立つ・冬に入る・冬来る・今朝の冬 |
---|---|
時期 | 初冬(11月上旬から12月中旬頃) |
解説 | 冬の始まりとされる日であり、 太陽暦の11月7日頃を指す。 また11月7日から小雪までの期間を 「立冬」と呼ぶ場合もある。 |
立冬の季語を使った俳句
俳句 | 作者 |
---|---|
菊の香や 月夜ながらに 冬入る | 正岡子規 |
女医の君 青猫めづる 冬来る | 飯田蛇笏 |
唇の 荒れ久しく 冬来る | 阿部みどり女 |
死を悼む 立冬前の 雨はげし | 阿部みどり女 |
立冬の あとの青空 松葉降る | 阿部みどり女 |
立冬や 紺の上衣に 紺の闇 | 飯田隆太 |
立冬や 手紙かけば 手紙来る | 山口青邨 |
コメント